造船・船用工業

― 造船・船用工業分野における特定技能の方針 ―

造船・船用工業分野の状況

造船・船用工業分野における2017年度の有効求人倍率は、職種別にみると、溶接2.5倍、塗装4.3倍、鉄鋼4.21倍、仕上げ4.41倍、機械加工3.45倍、電気機器組み立て2.89倍となっており深刻な人手不足に直面しています。造船・船用工業分野は、四面を海に囲まれた日本にとって重要な海上輸送に要する船舶を安定して供給し、また、裾野が広い労働集約型産業として地域の経済・雇用にも大きく貢献している重要産業です。この産業を持続的に発展させていくためには、外国人も含めた人材確保が不可欠となっております。

特定技能1号の試験について

主体 方法 開始時期 国内の試験
実施の有無/回数(年)
海外の試験
実施の有無/回数(年)
代替試験
技能 一般財団日本海事協会 日本語による学科試験及び実技試験 2020年3月まで 有/随時 有/随時 技能検定3級(日本語、各都道府県、学科試験及び実技試験)
日本語 独立行政法人国際交流基金 CBT 2019年秋ごろ 無/- 有/6回 N4レベル

特定技能2号の試験について

主体 方法 開始時期 国内の試験
実施の有無/回数(年)
海外の試験
実施の有無/回数(年)
代替試験
技能 一般財団日本海事協会 日本語による学科試験及び実技試験 2021年3月まで 有/随時 無/-

特定技能1号の試験日程

2020年3月までに開催予定。国土交通省より発表があり次第当ホームページに案内を掲載いたします。

特定技能2号の試験日程

2021年3月までに開催予定。国土交通省より発表があり次第当ホームページに案内を掲載いたします。

分野別方針(造船・船用工業)

所管行政機関 国土交通省
担当部署 海事局船舶産業課
03-5253-8634
受入れ見込み数 13,000人(5年間の最大人数)
技能試験 造船・舶用工業分野特定技能1号試験(仮)
日本語試験 日本語能力判定テスト(仮)
従事する業務 溶接、塗装、鉄工、仕上げ、機械加工、電気機器組立て
雇用形態 直接
特定技能2号の受入れの有無 有(造船・船用工業分野特定技能2号試験に合格、複数の作業員を指揮・命令・管理する監督者としての実務経験2年程度)
受入れ機関に対して特に課す条件 ・国交省が組織する協議会に参加し,必要な協力を行うこと
・国交省が行う調査又は指導に対し,必要な協力を行うこと
・登録支援機関に支援計画の実施を委託するに当たっては,上記条件を満たす登録支援機関に委託すること
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