外食業
― 外食業分野における特定技能の方針 ―
外食業分野の状況
外食業分野の有効求人倍率は、全産業平均と比べると極めて高く、2017年度では、4.32倍に達しています。また外食分野においては、手作り感やホスピタリティといった外食業ならではの価値を作り出すことが求められ機械化による省力化にも限界があり、外国人を含むた人材の確保が不可欠となっております。但し、外食業には大規模なチェーン店を除き、法人化していない店舗も多く存在するため、求人側に負担がかかる特定技能の導入には慎重に検討する必要があります。
特定技能1号の試験について
主体 | 方法 | 開始時期 | 国内の試験 | 海外の試験 | 代替試験 | |
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技能 | 一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF) | CBT、またはペーパーテスト | 2019年4月 | 年2回 | 未定 | |
日本語 | 独立行政法人国際交流基金 | CBT | 2019年4月 | 年6回 | 未定 | N4レベル |
最新の特定技能1号の試験日程
試験日程 | 2019年4月25日(木) |
実施試験 | 外食業技能測定試験、日本語基礎テスト |
実施場所 | 東京、大阪、仙台、横浜、名古屋、広島、福岡 |
受験手数料 | |
申込URL | https://otaff1.jp/gaisyoku/ |
申込期間 | こちらは締め切りとなりました。 |
学習用テキスト | 試験問題は、このテキストの範囲から出題されます。受験する方は、下記の学習用テキストを事前に学習してください。 ・衛生管理 ・飲食物調理 ・接客全般 |
備考 | 今回は約4,500人の方が申し込みされております。 合格発表は2020年3月上旬を予定しております。 |
分野別方針(外食業)
所管行政機関 | 農水省 |
担当部署 | 食料産業局食文化・市場開拓課 03-6744-7177 |
受入れ見込み数 | 53,000人(5年間の最大人数) |
技能試験 | 外食業技能測定試験(仮) |
日本語試験 | 日本語能力判定テスト(仮) |
従事する業務 | 外食業全般(飲食物調理,接客,店舗管理) |
雇用形態 | 直接 |
特定技能2号の受入れの有無 | 無 |
受入れ機関に対して特に課す条件 | ・農水省が組織する協議会に参加し,必要な協力を行うこと ・農水省が行う調査又は指導に対し,必要な協力を行うこと ・風俗営業関連の営業所に就労させないこと ・風俗営業関連の接待を行わせないこと |