素形材産業
― 素形材産業分野における特定技能の方針 ―
素形材産業分野の状況
素形材産業における有効求人倍率は、2017年度において2.83倍となっており全産業の平均である1.54倍より大きい水準を維持しています。特に職種による求人倍率をみると、鋳物製造工は3.82倍、鍛造工4.32倍、金属プレス工2.95倍と高い求人倍率となっており、今後も素形材産業分野で必要となる労働力は増加すると見込まれ、外国人を含めた人材獲得が必須となります。 素形材産業分野は、様々な金属部品を製造・供給する製造業の根幹を担っており、国民生活に不可欠な分野であり、産業の持続的な発展を図るためには、基本的な知識と技能を有し、外国人を含む即戦力となる人材の確保が求められています。
特定技能1号の試験について
主体 | 方法 | 開始時期 | 国内の試験 実施の有無/回数(年) |
海外の試験 実施の有無/回数(年) |
代替試験 | |
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技能 | 民間事業者 | 現地語による学科試験及び実技試験 | 2020年3月まで | 検討中/- | 有/1回 | |
日本語 | 独立行政法人国際交流基金 | CBT | 2019年秋ごろ | 無/- | 有/6回 | N4レベル |
特定技能1号の試験日程
2020年3月までに開催予定。経済産業省より発表があり次第当ホームページに案内を掲載いたします。
分野別方針(素形材産業)
所管行政機関 | 経済産業省 |
担当部署 | 製造産業局素形材産業室 03-3501-1063 |
受入れ見込み数 | 21,500人(5年間の最大人数) |
技能試験 | 製造分野特定技能1号評価試験(仮) |
日本語試験 | 日本語能力判定テスト(仮) |
従事する業務 | 鋳造、鍛造、ダイカスト、機械加工、金属プレス加工、工場板金、めっき、アルミニウム陽極酸化処理、仕上げ、機械検査、機械保全、塗装、溶接 |
雇用形態 | 直接 |
特定技能2号の受入れの有無 | 無 |
受入れ機関に対して特に課す条件 | ・経産省が組織する協議会に参加し,必要な協力を行うこと ・経産省が行う調査又は指導に対し,必要な協力を行うこと |