ビル・クリーニング
― ビル・クリーニング分野における特定技能の方針 ―
ビル・クリーニング分野の状況
ビルクリーニング業における有効求人倍率は2017年度は2.95倍となっており全産業の平均倍率よりも高い水準となっています。高齢化も深刻な問題となっており、就業者に占める60歳以上の高齢者は60.5パーセントに達しています。自動洗浄機によるロボット化を進めているものの、トイレや階段など、人の手に頼らざるを得ない作業も多く、また大規模なビルの案件も増加しており外国人を含めた人材の確保が不可欠となっております。
特定技能1号の試験について
主体 | 方法 | 開始時期 | 国内の試験 実施の有無/回数(年) |
海外の試験 実施の有無/回数(年) |
代替試験 | |
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技能 | 公益社団法人全国ビルメンテナンス協会 | 日本語による実技試験 | 2019年秋ごろ | 有/1~2回 | 有/1~2回 | |
日本語 | 独立行政法人国際交流基金 | CBT | 2019年秋ごろ | 無/- | 有/6回 | N4レベル |
特定技能1号の試験日程
2019年秋ごろ開催予定。厚生労働省より発表があり次第当ホームページに案内を掲載いたします。
分野別方針(ビル・クリーニング業)
所管行政機関 | 厚生労働省 |
担当部署 | 医薬・生活衛生局生活衛生課 03-5253-1111(内線2432) |
受入れ見込み数 | 37,000人(5年間の最大人数) |
技能試験 | ビルクリーニング分野特定技能1号評価試験 |
日本語試験 | 日本語能力判定テスト(仮) |
従事する業務 | 建築物内部の清掃 |
雇用形態 | 直接 |
特定技能2号の受入れの有無 | 無 |
受入れ機関に対して特に課す条件 | ・厚労省が組織する協議会に参加し,必要な協力を行うこと ・厚労省が行う調査又は指導に対し,必要な協力を行うこと ・「建築物清掃業」又は「建築物環境衛生総合管理業」の登録を受けていること |